盲(めくら)蛇(へび)に怖(お)じず
物事を知らない者はその恐ろしさもわからない。無知な者は、向こう見ずなことを平気でする。
め‐くらべ【目比べ】
1 にらみあうこと。にらみあい。「加様(かやう)に—して、鎌倉に集り居てはかなふまじ」〈太平記・一四〉 2 子供の遊戯の一。にらめっこ。「人の—をする様に」〈長門本平家・九〉
めくら‐ほうし【盲法師】
盲人の琵琶法師。
め‐くらまし【目眩まし】
相手の目を欺くこと。また、その方法。幻術。手品。魔法。
めくら‐めっぽう【盲滅法】
[名・形動]見当をつけないで、やみくもに事をすること。また、そのさま。「—な(の)突進」
めくり【捲り】
1 めくること。めくるもの。「日—」 2 寄席などで、演者名や演目名を書いて高座の袖の台に下げておく紙。番組の進行に合わせてめくっていく。 3 「捲りカルタ」の略。
めくり‐カルタ【捲りカルタ】
1 江戸後期、天明(1781〜1789)のころに流行したカルタ。また、それを用いて行う賭博(とばく)。48枚の札を1枚ずつめくり、手札との組み合わせなどで点数を競う。めくり札。 2 花札のこと。
めくり‐ごよみ【捲り暦】
毎日1枚ずつめくっていく暦。日めくり。
めくり‐ふだ【捲り札】
1 めくりカルタの異称。 2 花札やトランプで、めくるために場の中央に伏せて積んでおく札。
目(め)眩(く)・る
1 目まいがする。目がくらむ。「見るに、—・るる心ぞする」〈かげろふ・上〉 2 分別に迷う。「欲に—・れ、訴人せしを」〈浄・烏帽子折〉