もう‐りょう【毛量】
俗に、体毛の量のこと。特に、人の毛髪の量についていう。「—の多い人」
もうりょうのはこ【魍魎の匣】
京極夏彦の長編小説。平成7年(1995)刊。憑(つ)き物落としの京極堂こと中禅寺秋彦が活躍する怪奇ミステリー。平成8年(1996)、第49回日本推理作家協会賞受賞。平成19年(2007)原田真人...
もう‐れつ【猛烈】
[形動][文][ナリ]勢いが強くはげしいさま。程度がはなはだしいさま。「—な寒波」「—に勉強する」 [派生]もうれつさ[名]
もう‐れんしゅう【猛練習】
[名](スル)たいへんな意気込みで練習すること。「試合のため—する」
もう‐ろう【孟浪】
[名・形動]とりとめのないこと。いいかげんなこと。また、そのさま。「—思いを構うるまま」〈逍遥・小説神髄〉
もう‐ろう【盲聾】
視覚と聴覚の両方に障害のあること。また、その人。見え方・聞こえ方の状態によって、全盲ろう(まったく見えず聞こえない)、全盲難聴(まったく見えず聞こえにくい)、弱視ろう(見えにくくまったく聞こえな...
もう‐ろう【朦朧】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ぼんやりとかすんで、はっきり見えないさま。「霧の中に—と人影が浮かぶ」 2 物事の内容・意味などがはっきりしないさま。「言うことが—としている」 3 意識が確...
もうろう‐じょうたい【朦朧状態】
意識障害の一。軽い意識の混濁があり、外界を認知できるが、意識する範囲が狭くなっていて全体の把握ができない状態。異常行動を伴うこともあり、回復後にその間のことを十分に追想できない。ヒステリー・てん...
もうろう‐たい【朦朧体】
1 詩歌などで、意義のはっきりしないもの。 2 横山大観・菱田春草(ひしだしゅんそう)らが明治後半期に試みた日本画の技法。輪郭をぼかして描くもの。
もう‐ろく【耄碌】
[名](スル) 1 年をとって頭脳や身体のはたらきがおとろえること。老いぼれること。「近頃—して人の名前が出てこない」 2 (「亡六」とも書く)上方(かみがた)で、武家奉公の下男。折助(おりすけ...