もうけ‐もの【設け物】
準備してある物。「在地の人々も、家々壊(こぼ)ち、—共したため置くべきぞと」〈盛衰記・四〉
もうけ‐もの【儲け物】
思いがけなく得た利益。拾い物。「うまくいけば—だ」
もうけ‐やく【儲け役】
1 演劇・映画などで、見せ場があって観客に受ける得な役。 2 自分の利益になる得な役目。
もう・ける【設ける】
[動カ下一][文]まう・く[カ下二] 1 前もって用意・準備をする。「一席—・ける」 2 建物・機関などを、こしらえる。設置する。「窓口を—・ける」「規則を—・ける」
もう・ける【儲ける】
[動カ下一][文]まう・く[カ下二]《「設ける」と同語源》 1 金銭上の利益を得る。また、思いがけない得をする。「だいぶ—・けているという話だ」 2 子を得る。「子まで—・けた二人の仲」 3 夫...
もう‐けん【猛犬】
性質が荒くたけだけしい犬。「—に注意」
もう‐げき【猛撃】
[名](スル)激しく攻撃すること。猛攻。「軍事拠点を—する」
もう‐げつ【孟月】
《「孟」は初めの意》四季それぞれの最初の月。孟春・孟夏・孟秋・孟冬の総称。
もうげつ‐の‐えん【孟月の宴】
平安時代、孟夏の宴と孟冬の宴の総称。
もう‐げん【妄言】
1 根拠もなくみだりに言う言葉。でまかせの言葉。ぼうげん。「—を吐く」 2 自分の述べた言葉をへりくだっていう語。ぼうげん。「—多謝」