たくぼく‐ぐみ【啄木組】
《キツツキが木をついばんだ跡に似るところから》白・萌黄(もえぎ)・紫などの色糸をまだらに組む紐(ひも)の組み方。鎧(よろい)の威(おどし)や刀の下げ緒、掛け軸の紐などに用いる。啄木打ち。
わか‐かえで【若楓】
1 カエデの若木。また、若葉の萌え出ているカエデ。わかかえるで。《季 夏》「三井寺や日は午にせまる—/蕪村」 2 襲(かさね)の色目の名。表は薄萌葱(もえぎ)、裏は薄紅梅、または表は薄青、裏は薄紅。
みる‐いろ【海松色/水松色】
1 黒みがかった萌葱(もえぎ)色。木賊(とくさ)色。みる。 2 襲(かさね)の色目の名。表は萌葱、裏は青。また、表は黒萌葱、裏は白。
メー‐ソート【Mae Sot】
タイ中北部の町。西にミャンマーとの国境となるモエイ川が流れ、東側に山岳地帯が広がる。交通の要地であり、国境貿易が盛ん。
め【芽】
1 植物の種子から最初にもえ出す茎・葉。また、茎・葉などが未発達の状態にあるもの。生じる位置により定芽・不定芽に、展開後の器官により葉芽・花芽・混合芽に、形成時期などにより夏芽・冬芽などに分けら...
めんえき‐きおく【免疫記憶】
免疫反応において、一度病原体などの侵入や感染を受けて生じた抗体が保持され、二度目以降に同じ抗原に対して強い免疫応答を示すこと。従来、免疫記憶は獲得免疫のみに存在するとされていたが、自然免疫の一部...
まつ‐がさね【松重/松襲】
1 襲の色目の名。表は萌葱(もえぎ)、裏は紫。中陪(なかべ)を加えるときは香色(こういろ)。 2 浅葱の無垢(むく)をいう女房詞。
もえ‐かす【燃え滓】
燃えたあとに残るもの。もえがら。「線香の—」
モイェンド【Mollendo】
ペルー南部の都市。太平洋に面し、アレキパの外港として開かれたが、水深が浅いため、港湾機能は北西15キロメートルのマタラニ港に移された。海に臨む崖の上に、繊維業で財をなしたフォルガ家の邸宅がある。...
まんじ‐ともえ【卍巴】
《「まんじどもえ」とも》卍や巴の模様のように、互いに追い合って入り乱れること。「敵味方が—と切り結ぶ」