もしお‐び【藻塩火】
藻塩を焼く火。「いつもかく淋しきものか蘆の屋にたきすさびたる海士(あま)の—」〈金槐集・下〉
もし‐か【若しか】
[副]「もし」を強めた言い方。「—失敗したらどうしよう」
もしか‐したら【若しかしたら】
[副]疑いながら推定するさま。ひょっとしたら。もしかすると。「—行き違いになったのかもしれない」
もしか‐して【若しかして】
[副] 1 「もしかしたら」に同じ。「君、—からだのぐあいが悪いんじゃないの」 2 「もし1」に同じ。「—都合がつかないのなら、無理しなくてもいい」
もしか‐すると【若しかすると】
[副]ひょっとすると。もしかしたら。「—助かるかもしれない」
もしき‐ず【模式図】
事物の典型的な形式を示した図。
もしき‐ち【模式地】
ある固有の名称でよばれる地層が分布する代表的な地点。国際地質科学連合(IUGS)が地質学上の世界的な基準地として認めた場合は、国際標準模式地とよばれる。
もしき‐ひょうほん【模式標本】
ある生物を新種として記載する際、その根拠となった標本または一連の標本群。基準標本。タイプ。タイプ標本。→ホロタイプ →パラタイプ →シンタイプ →アロタイプ →アイソタイプ →レクトタイプ
もしく‐は【若しくは】
《漢文訓読から生じた語》 [接]どちらか一方を選択するのに用いる語。あるいは。さもなければ。または。「行くか、—やめるか」「賄賂を収受し又は之を要求—約束したるときは」〈刑法・一九七条〉 →又...
もし‐それ【若し夫れ】
[接]《漢文訓読から生じた語》 1 「もし1」を強めていう語。「—飯時の混雑に到っては」〈蘆花・思出の記〉 2 改めて説き起こすときなどに、文頭に置く語。「—請ふ、望む所叶はずして、遂に勾践を罪...