かいがい‐し・い【甲斐甲斐しい】
[形][文]かひがひ・し[シク] 1 動作などがいかにも手ぎわよく、きびきびしているさま。「—・く立ち働く」「—・いエプロン姿」 2 骨身を惜しまずに仕事に打ち込むさま。けなげだ。「—・く看病す...
おり・いる【下り居る】
[動ワ上一] 1 下りたままでいる。下りてそこにいる。「住吉の浜を行くに、いとおもしろければ、(馬カラ)—・ゐつつ行く」〈伊勢・六八〉 2 下りて座る。下りてとどまる。「その沢のほとりの木の蔭に...
オルバース‐の‐パラドックス
《Olbers' paradox》宇宙の無限性についての逆説。もし宇宙が静的で一様ならば、地球からの距離rにある天体の数はrの平方に比例し、天体からの光の強度はrの平方に反比例する。すると、ある...
およそ【凡そ】
《「おおよそ」の音変化》 [名・形動] 1 物事のだいたいのところ。大要。あらまし。「計画の—は承知している」「—の見積もりを立てる」 2 いいかげんなさま。ぞんざいなさま。「かやうに大事の謡...
おもろ・い
[形](関西地方で)おもしろい。「—・い人やなあ」
おやじ‐ギャグ【親父ギャグ】
《多く、中年男性が口にするとされることから》俗に、言い古された冗談や、おもしろくないしゃれ。
じん‐せい【人性】
人間のもっている自然の性質。「もし単に快楽のみを目的とする人があったならば反って—に悖(もと)った人である」〈西田・善の研究〉
しん‐りょう【新涼】
秋の初めの涼しさ。初秋の涼気。《季 秋》「—や仏にともし奉る/虚子」
わらわ‐べ【童部】
1 子供。子供たち。「—のかしらばかりを洗ひつくろひて」〈枕・五〉 2 まだ子供である妻。自分の妻をへりくだっていう語。「これはその後、相添ひて侍る—なり」〈大鏡・序〉 3 子供の召使い。「姫宮...
ぶん‐か【分火】
[名](スル) 1 おおもとの灯火(ともしび)を分けて別の場所でともすこと。また、その分けた灯火。「平和の灯が全国に—される」 2 (比喩的に)人々がある思想や行為に共感し、それが世間に広がるこ...