もとお・す【回す/廻す】
[動サ四]めぐらす。まわす。「火をもちて其の野を—・し焼きき」〈記・上〉
もとおり【回り/廻り】
《動詞「もとおる」の連用形から》 1 まわること。めぐること。 2 周囲。めぐり。「大殿のこの—の雪な踏みそね」〈万・四二二七〉 3 鷹(たか)狩りで、鷹の足につけるひもの金具。〈和名抄〉
もとおり【本居】
姓氏の一。 [補説]「本居」姓の人物本居内遠(もとおりうちとお)本居大平(もとおりおおひら)本居豊穎(もとおりとよかい)本居長世(もとおりながよ)本居宣長(もとおりのりなが)本居春庭(もとおりは...
もとお・る【回る/廻る】
[動ラ四] 1 めぐりまわる。徘徊(はいかい)する。「鹿(しし)こそばい這ひ拝(をろが)め鶉(うづら)こそい這ひ—・れ」〈万・二三九〉 2 物事が思うとおりに運ぶ。「—・らぬ三味線鳴らして」〈浮...
もとおろ◦う【回ろふ/廻ろふ】
[連語]《動詞「もとおる」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「もとおらふ」の音変化。上代語》「もとおる」に同じ。「大石に這(は)ひ—◦ふ細螺(しただみ)の」〈記・中・歌謡〉