しんりつ‐こうりょう【新律綱領】
明治政府のもとでの最初の刑法典。明治3年(1870)発布。江戸幕府や中国の刑法典をもとにして作成され、華族・士族に閏刑(じゅんけい)を認めるなど、刑に身分的差別を設けていた。同15年の旧刑法施行...
しん‐げん【震源】
1 地震の際、地球内部で、最初に地震波を発生した点。→震源地 →震央 2 ある事件などの起こったもと。また、そのもととなる人。「うわさ話の—」
せい‐き【精気】
1 万物を生成するもとになるもの。万物の根源の気。「自然の—」 2 人の生命を活動させるもとになる力。精力。「—を取り戻す」
せいぜん‐せつ【性善説】
人間にはもともと善の端緒がそなわっており、それを発展させれば徳性にまで達することができるとする説。孟子が唱えた。⇔性悪説。
しゃくよう‐ご【借用語】
もともとは他の言語から取り入れられた語ではあっても、その言語に同化し、全く日常語化してしまっているような語。日本語における「さけ(鮭)」(アイヌ語)「だんな(旦那)」(サンスクリット)「きせる(...
そっ‐か【足下】
[名] 1 足の下。足もと。「—にひれ伏す」 2 相手の足もと、あなたのそばの意で、手紙の脇付(わきづけ)に用いる語。「田中太郎様—」
[代]二人称の人代名詞。同等、または、それ以下の相手に...
そ‐じ【素地】
1 手を加えない、もともとの性質。きじ。したじ。 2 何かをするときの基礎。土台。「—があるのでのみこみが早い」
たい【胎】
[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢) 1 母体内に子が宿ること。また、その子。「胎児・胎生・胎動/懐胎・受胎・堕胎」 2 胎児を宿す所。「胎盤/母胎・換骨奪胎」 3 物事の起こるもと。きざし。「...
そう‐たい【総体】
[名]物事の全体。「事件の—を把握する」
[副] 1 全般に。一体に。総じて。「—よくできた」「子供は—に自己中心的だ」 2 もともと。どだい。「—無理な相談だったのだ」
大山(たいざん)鳴動(めいどう)して鼠(ねずみ)一匹(いっぴき)
事前の騒ぎばかりが大きくて、実際の結果が小さいこと。 [補説]もともとは、ラテン語のParturiunt montes, nascetur ridiculus mus.(山々が産気づいて、こっけ...