ふ‐と
[副] 1 はっきりした理由や意識もないままに事が起こるさま。思いがけず。不意に。ふっと。「—立ち止まる」「夜中に—目がさめた」 2 素早く容易に行われるさま。すぐに。即座に。「竜あらば、—射殺...
ふとうな‐しはい【不当な支配】
特定の勢力が教育に介入し、自主的に行われるべき教育を妨げること。またその状態。教育基本法は、教育が「不当な支配に服することなく」行われるべきものであるとして、教育権の独立性を規定している。 [補...
ふところ‐そだち【懐育ち】
親の手もとで大切に育てられること。「もともと気の小さい、—のお坊ちゃんなんだから」〈鏡花・婦系図〉
ふどうさん‐どけい【不動産時計】
米国の不動産業者が開発した市場分析ツール。同社が四半期ごとに作成する市場レポートをもとに、世界主要都市の不動産賃料の上昇・下落の動向を時計に見立てて表示する。プロパティークロック。 [補説]不動...
ふにん‐しゅじゅつ【不妊手術】
生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術。精管や卵管の結紮(けっさつ)もしくは切断などの方法を用いる。日本では母体保護法に基づき、一定の条件のもとに認められている。→パイプカット
ふみ‐ぬ・ぐ【踏(み)脱ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「ふみぬく」》踏みつけて、くつや衣服などを脱ぐ。また、布団などを足でけってはぐ。「—・いでいた布団を、又領元(えりもと)まで引き寄せて」〈鴎外・青年〉
ふ‐ゆう【蜉蝣】
1 カゲロウのこと。 2 《1が朝に生まれて夕べに死ぬといわれるところから》人生のはかないことのたとえ。「—の微命、もとより死を畏れず」〈露伴・運命〉
ふゆう‐わくせい【浮遊惑星】
恒星などの公転軌道にない、惑星程度の質量をもつ天体の総称。もとは恒星を公転していた原始惑星や惑星などが、他天体との重力相互作用で弾き出され、大きく銀河を公転し始めたものと考えられている。自由浮遊...
ふゆのひ【冬の日】
江戸前期の連句集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享2年(1685)刊。芭蕉の指導のもとに尾張の蕉門が催した歌仙5巻と追加6句からなる。俳諧七部集の一。
ふよう‐の‐まなじり【芙蓉の眥】
ハスの花のように美しい目もと。「眉の匂ひ、—、丹花の唇」〈太平記・二一〉