せいろ‐がん【正露丸】
胃腸薬の一。クレオソートを主成分とし、腹痛・下痢などに用いる。日露戦争中に軍隊で使用されたことから、もとは「征露丸」と書いた。商標名。
せいようじじょう【西洋事情】
欧米の紹介書。10巻。福沢諭吉著。慶応2〜明治3年(1866〜70)刊。遣欧使節随行で得た知識をもとに、西洋諸国の政治・風俗・経済・制度などを紹介したもの。
ゼータ‐かんすう【ゼータ関数】
リーマンが考察した、自然数nの逆数のs乗の無限和、すなわち第n項を1/nsとする級数。ふつう、この級数はギリシャ文字のゼータを用いてζ(s)と表すため、ゼータ関数とよばれる。もとはオイラーがsを...
せいめい‐ひょう【生命表】
年齢別、男女別などに類別し、生存数・死亡数および生存率・死亡率、平均余命(寿命)などを一括して示した表。日本では、厚生労働省が国勢調査や人口動態統計のデータをもとに作成する。平均余命は保健福祉の...
ゼーグロッテ【Seegrotte】
オーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州の町ヒンターブリュールにある、ヨーロッパ最大級の地底湖。もとは石膏の地下採掘場だったが、1912年に大量の水が噴出して地底湖となった。
せかい‐こっか【世界国家】
世界全体を単一の政府のもとに統一し、全人類を一国民とする理想的な国家。この思想は古くからあったが、特に、第二次大戦後、核兵器の危機感から具体的に唱えられた。世界連邦。世界政府。
せきやど【関宿】
千葉県北西端、野田市の地名。利根川と江戸川の分流点にある。もと久世氏ほかの城下町。利根川水運の河港として繁栄。
せき‐とり【関取】
もと、大関の異称。現在では幕内および十両力士の敬称。紋服を着ることができ、まげも大銀杏(おおいちょう)に結う。
せきにんある‐エーアイ【責任あるAI】
企業や組織が安全で信頼できる人工知能(AI)を開発する上で、守るべき倫理的な指針や基本原則。また、そのような取り組みのもとで開発したAIのこと。人種や性別についての公平性、個人情報や企業情報の保...
せきそう‐ぞうけい【積層造形】
立体物を水平に輪切りにした断面データをもとに、紙・樹脂・粉体などの薄い層を積み上げて立体物を製作する技術。3Dプリンターやレーザーカッターなどに用いられる。造形の自由度が高く、複雑な形状でも容易...