そお‐ぶね【赭船】
赤土で塗った船。「旅にしてもの恋しきに山下(やまもと)の赤(あけ)の—沖に漕ぐ見ゆ」〈万・二七〇〉
ソーシャル‐グラフ【social graph】
複数の人間の相関関係や人間同士の結びつきを意味する概念。もとは社会科学分野でのグラフ理論の用語。SNSにおける人間関係のネットワークを可視化したものや、それらの情報をデータ化したものをさす。
ぞく‐せい【族制】
家族・氏族などのように、集団が血縁関係をもとにして組織されている制度。
そう‐ろう【蹌踉】
[ト・タル][文][形動タリ]足もとがしっかりせず、よろめくさま。「—と椅子から立ち上った」〈芥川・山鴫〉
ぞく【属】
1 部下。従者。「朕(われ)にも六天八部の—あり」〈露伴・二日物語〉 2 仲間。同類。「鬟(もとどり)なきものは浮屠(ふと)の—にたぐへて」〈野ざらし紀行〉 3 律令制で、寮・職・坊の主典(さか...
そくど‐ひょうご【速度標語】
楽曲の速度・緩急を指示する語。アレグロ(軽快に速く)、モデラート(中庸の速さで)、リタルダンド(しだいに遅く)、ア‐テンポ(もとの速度で)などがある。
そうらん‐ぶし【ソーラン節】
北海道の民謡。もと、ニシンの漁場での仕事歌。「ソーランソーラン」という囃子詞(はやしことば)からの命名。沖揚げ音頭。
そこ‐で【其処で】
[接] 1 前述の事柄を受けて、次の事柄を導く。それで。そんなわけで。「いろいろ意見された。—考えた」 2 話題をかえたり、話題をもとにもどしたりすることを示す。さて。「—一つお願いがあります」
そこ‐もと【其処許】
[代] 1 中称の指示代名詞。そこ。そこの所。そこらへん。「—は落ちたる所侍り」〈枕・一二〇〉 2 二人称の人代名詞。同輩またはそれ以下の者をさす。そなた。そのもと。主に武士が用いた。「—へ推参...
そ‐こく【祖国】
1 祖先からずっと住んできた国。自分の生まれた国。母国。「—を離れる」「—愛」 2 民族が分かれ出たもとの国。 →母国[用法]