か‐みら【韮】
《「か」は香、「みら」は「にら」の古名》ニラの古名。「粟生(あはふ)には—一本(ひともと)」〈記・中・歌謡〉
髪(かみ)を生(は)や・す
《「はやす」は「切る」を忌んでいう語》童子の垂れ髪を切りそろえて元服する。「—・して祝言(しうげん)の、言の葉添ふる初元結(はつもとゆひ)」〈謡・元服曽我〉
カムバック【comeback】
[名](スル)引退したり、勢いの衰えていたりしたものが、もとの地位・状態に復帰すること。返り咲くこと。「芸能界に—する」
かめおか【亀岡】
京都府中南部の市。亀岡盆地南部にある。もと松平氏の城下町。明智光秀の亀山城築城に始まり、城跡に、現在は大本教(おおもときょう)本部がある。保津川の川下りの起点。古く亀山といい、明治2年(1869...
かめ‐の‐ふた【甕の蓋】
茶道具の建水の一。平たい形で、灰器や水指の蓋にも使う。もと南蛮物(なんばんもの)で、瓶(かめ)の蓋に用いたもの。
かめ‐やま【亀山】
京都市右京区の嵯峨にある山。大堰(おおい)川に臨み、嵐山に対する。嵯峨天皇・後嵯峨天皇・亀山上皇の離宮の亀山殿があった。
三重県北部の市。もと東海道の宿場町、石川氏の城下町。緑茶・紅茶や美術...
カメルーン【Cameroun】
アフリカ大陸中部、ギニア湾に面する国。正称、カメルーン共和国。首都ヤウンデ。ココア・コーヒーなどを産する。もとはドイツの植民地だった。フランス・イギリスの信託統治領を経て1960年に独立。人口2...
かも‐どり【鴨鳥】
《古くは「かもとり」とも》鴨のこと。「—の遊ぶこの池に」〈万・七一一〉
かよい‐おとこ【通ひ男】
女のもとにひそかに通ってくる男。「踏み分くる忍び路に、—のあるよな」〈浄・井筒業平〉
かよい‐ぐるま【通ひ車】
《深草少将が小野小町のもとに、99夜通ったという故事から》ある場所、特に、女のもとへ通っていく車。「—は小町があだの情に乗せられ」〈浄・歌念仏〉