花実(はなみ)が咲(さ)・く
事がうまく運んでよい結果が出る。栄誉・栄華を得る。「死んで—・くものか」
はん‐ま【半間】
[名・形動] 1 全部そろっていないこと。中途半端なこと。また、そのさま。はんぱ。「—な全集」 2 気のきかないこと。まぬけなこと。また、その人や、そのさま。「握飯(にぎりめし)で騙(だま)され...
ふさぶさ‐し・い
[形]《近世語》 1 大げさである。仰々しい。「ちっと—・いが百千万と書いてくだんせ」〈咄・鹿の子餅〉 2 図太い。厚かましい。「うぬが自由にさせるものか、—・い」〈人・辰巳園・四〉
びん‐た
《「ぴんた」とも》 1 他人のほおを平手で打つこと。「—をくらわす」「往復—」 2 頭髪の鬢(びん)の部分。また、頭・首。「—打ちきられてたまるものか」〈伎・宇都谷峠〉 [補説]古くは2の意で用...
ふき‐まわし【吹(き)回し】
1 風の吹きぐあい。風向きの変化。 2 その時の調子・気分。「君が来るなんてどういう風の—だ」 3 風が吹くと回るもの。風車(かざぐるま)など。「—のかんざしにて頭をかきかき来る」〈洒・恵世もの...
ピン‐キリ
《「ピンからキリまで」の略》最上のものから最低のものまで、いろいろあるさま。「一口にプロといっても—だ」→ピン2 →キリ2
ビデオ‐カメラ【video camera】
映像を電気信号に変換するカメラ。テレビスタジオの大型のものから家庭ビデオの小型携帯用のものまで機種は多い。
マルチプル【multiple】
[名・形動] 1 多様な。複合的な。また、多くのものからなるさま。「—な機能をもった時計」 2 作家の指示のもとに量産された美術作品。一点制作の高価な作品にだけ芸術としての独創性を求めるのではな...
みつ‐みつし
[枕]氏族名の「久米(くめ)」にかかる。「—久米の子らが」〈記・中・歌謡〉 [補説]「御稜威(みいつ)」を重ねて形容詞化した語で、威勢がよい、勇猛であるの意から武をつかさどる家の久米氏をほめたた...
ば‐こそ
[連語]《接続助詞「ば」+係助詞「こそ」》 1 活用語の仮定形(文語では已然形)に付く。あとの説明を成立させるのに十分な理由を、前に提示する意を表す。「親子なれ—情愛も深いのだ」「これをいみじと...