もみ‐くちゃ【揉みくちゃ】
1 もまれてひどく皺(しわ)になること。「—の千円札」 2 人々の間に挟まれ、ひどくもまれること。もみくしゃ。もみくた。「満員電車で—にされる」
もみ‐ぐら【籾蔵】
江戸時代、凶作の年に備えて米を籾のままで貯蔵する蔵。
もみ‐けし【揉み消し】
もみけすこと。「不祥事の—をはかる」「—工作」
もみ‐け・す【揉み消す】
[動サ五(四)] 1 火のついたものをもんで消す。「タバコの火を—・す」 2 自分に都合の悪い事件やうわさなどが表沙汰になるのを、手段をつくして抑える。「スキャンダルを—・す」 3 強大なものが...
もみ‐こ・む【揉み込む】
[動マ五(四)] 1 もんで中へ入れる。「肉に塩コショウを—・む」 2 教え込む。仕込む。「よろづ花車事(きゃしゃごと)の分は銀(かね)に飽かせて—・み」〈浮・禁短気・二〉
もみ‐ごめ【籾米】
籾殻のついた米。もみよね。
もみ‐しだ・く【揉み拉く】
[動カ五(四)]よくもむ。もんでしわくちゃにする。「紙を—・いてやわらかくする」
もみじ【紅葉/黄葉】
[名](スル)《動詞「もみ(紅葉)ず」の連用形から。上代は「もみち」》 1 晩秋に草木の葉が赤や黄色に色づくこと。また、その葉。こうよう。「美しく—した山」《季 秋》「山くれて—の朱(あけ)をう...
もみじ‐あおい【紅葉葵】
アオイ科の多年草。高さ約2メートルになり、茎は木質化する。葉は深く手のひら状に裂けていて、カエデに似る。夏、赤い大きな5弁花を開き、1日でしぼむ。北アメリカの原産。観賞用。紅蜀葵(こうしょっき)...
もみじ‐いちご【紅葉苺】
バラ科の落葉小低木。中部以北の山地に自生。枝にとげがあり、葉は卵形で手のひら状に切れ込みがある。4、5月ごろ、白い5弁花をつけ、実は黄色に熟し、味がよい。きいちご。《季 春》