や‐お【八百】
百の八倍。はっぴゃく。また、非常に数の多いこと。多く、名詞に付いて接頭語的に用いられる。「—日(か)」「—丹(に)よし」
やお【八尾】
大阪府中部の市。大阪市の東に隣接し、住宅地。軽工業も行われる。大信寺(だいしんじ)・久宝寺(きゅうほうじ)の寺内町として発展。人口26.9万(2010)。
やお【八尾】
狂言。罪人が六道の辻で閻魔(えんま)に会い、地獄へ落とされそうになるが、八尾地蔵からの手紙を見せて、極楽浄土へ送られる。
ヤオ【Yao】
主として中国南部の山地とインドシナ半島北部に居住する少数民族。農業を生業とし、山地では焼き畑耕作を行う。言語はシナ‐チベット語族のミャオ‐ヤオ語群に属する。瑶(よう)族。
ヤオチュー‐パイ【么九牌】
《(中国語)》マージャンで、字牌(ツーパイ)と、数牌(シューパイ)のうちの一と九の牌の総称。
やお‐あい【八百会ひ】
数多くのものが集まり合うこと。また、その場所。特に、潮流が集まる所。「八潮道(やしほぢ)の潮の—」〈祝詞・六月晦大祓〉
やおい
男性どうしの同性愛を主題とした漫画や小説。また、そのファン。さらに、作品中の同性愛描写のことをいう。→ボーイズラブ →腐女子 [補説]語源は、ジャンル草創期の作品が性描写のみに終始し「山(山場)...
や‐おう【野翁】
田舎の老人。野老。村老。また、老いた自分をへりくだっていう語。「—恙(つつが)なく」〈芭蕉書簡〉
やお‐え【八百重】
幾重にも重なっていること。非常に遠く隔たっていること。また、その場所。「滄海原(あをうなはら)の潮の—を治(しら)すべし」〈神代紀・上〉
やお‐か【八百日】
多くの日数。「—行く浜の沙(まなご)も我(あ)が恋にあにまさらじか沖つ島守」〈万・五九六〉