やけ‐う・せる【焼け失せる】
[動サ下一][文]やけう・す[サ下二]焼けてすっかりなくなる。焼失する。「跡形もなく—・せる」
やけ‐ただ・れる【焼け爛れる】
[動ラ下一][文]やけただ・る[ラ下二]焼けて、皮膚や肉がやぶれくずれる。
やけ‐あと【焼け跡】
1 焼けた跡。火事で焼けた跡。 2 (「焼け痕」とも書く)やけどのあと。
やけ‐ざけ【自棄酒】
やけになって前後の見さかいもなく飲む酒。「—をあおる」
やけっ‐ぱち【自棄っぱち】
[名・形動]「やけ(自棄)」を強めていう語。「絶望して—になる」
やっかい‐もの【厄介者】
1 他人に迷惑をかける人。世話のやける人。「—扱いにする」 2 居候。食客。
やけ‐ぼくい【焼け木杭/焼け棒杭】
「やけぼっくい」に同じ。
やけ‐に
[副]《「自棄(やけ)」の意から》度を越して程度のはなはだしいさま。むやみに。やたらに。ひどく。「—のどが渇く」「—機嫌がいい」
やけ‐ぶくれ【焼け膨れ/焼け脹れ】
やけどのあとが水ぶくれになること。また、そのもの。
やけ‐とま・る【焼け止まる】
[動ラ四]《「やけどまる」とも》きっぱりと思いきる。「色道の中有に迷ひ、火宅の内の—・る事を知らず」〈浮・一代男・八〉