アーバン‐ヒート【urban heat】
エアコンや自動車・地下鉄などから出される人工的な熱や、上空の大気汚染物質による温室効果などによる都市に特有の熱。気温と海水温を上昇させて都心部の夏の熱帯夜を増やし、環境問題ともなっている。都市熱...
ンコングサンバ【N'kongsamba】
カメルーン西部の都市。同国第三の規模をもつ。周辺ではコーヒー、アブラヤシ、バナナの生産が盛ん。港湾都市ドゥアラと鉄道で結ばれていた当時は農産物の集散地として栄えたが、1990年代に鉄道が廃止され...
ざざんざ
[副]松の梢(こずえ)に吹く風の音を表す語。江戸初期の歌謡で囃子詞(はやしことば)のように用いられた。ざんざ。さんざ。さんさ。さざんざ。「—、浜松の音は—」〈虎明狂・抜殻〉
[名]「ざざんざ...
さ‐とう【砂糖】
蔗糖(しょとう)を主成分とする天然甘味料。原料から分けると、サトウキビから得られる甘蔗糖、サトウダイコンから得られる甜菜糖(てんさいとう)のほか、やし糖・かえで糖などがあり、製法から分けると上白...
さざなみ‐の【細波の】
[枕] 1 「さざなみ」から、琵琶湖西南部の地名「大津」「志賀」などにかかる。ただし、これを枕詞とみないで、地名そのものとする説もある。「—志賀の大わだよどむとも」〈万・三一〉 2 波のつくり...
ささ‐や【笹屋】
笹ぶきの小屋。「わが恋は賤(しづ)の—の苫(とま)を荒らみ漏りやしぬらん時雨降る頃」〈万代・九〉
ささげ‐も・つ【捧げ持つ】
[動タ五(四)]両手で高く上げて持つ。また、うやうやしい態度で持つ。「御幣を—・つ」
さとし【諭し】
1 さとすこと。説諭。 2 神仏のお告げ。神託。「神のお—がある」「この雨風、いとあやしき、物の—なり」〈源・明石〉
サゴ【(オランダ)sago】
《もとはマレー語で食料の意》サゴヤシの幹からとった、白色の米粒状のでんぷん。食用。サゴ米(べい)。 [補説]「沙穀」とも書く。
ザゴラ【Zagora】
モロッコ南東部の町。ドラア川が刻む谷間に位置する。かつてマリ王国のトンブクツとの交易の中継地として栄えた。ザゴラ山の斜面にはムラービト朝時代の城塞跡があるほか、周囲のオアシスにはナツメヤシ林が広がる。