やすで【馬陸】
倍脚綱の節足動物の総称。体は細長くてムカデに似るが、一つの体節に二対の歩脚があり、体長2センチくらいのものが多い。朽ち木・落ち葉の下など湿った所にすみ、触ると渦巻き状になり臭気を放つ。キシャヤス...
やすとみき【康富記】
室町中期の権大外記中原康富の日記。応永24年(1417)から康正元年(1455)に至る記事が断続して残り、内容は公家・武家の事のほか多方面にわたる。自筆本が現存。中原康富記。康富御記。
やすな【保名】
歌舞伎舞踊。清元。篠田金治作詞、清沢万吉作曲。七変化舞踊「深山桜及兼樹振(みやまのはなとどかぬえだぶり)」の一。文政元年(1818)江戸都座初演。浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちか...
ヤスナグラ‐しゅうどういん【ヤスナグラ修道院】
《Jasna Góra》ポーランド南部の都市チェンストホバにある修道院。14世紀末、聖パウロ修道会の修道院として創建。「黒いマドンナ」と称される聖母画で知られ、数多くの巡礼者が訪れる。
やす‐ね【安値】
1 値段の安いこと。安い値段。「—で取引される」⇔高値。 2 取引市場で、1日とか1か月といった間のうちでついた最も安い値段。⇔高値。
やすね‐びけ【安値引け】
取引市場で、終わり値がその日の最も低い値段になること。⇔高値引け。
やす‐の‐かわ【安の河】
1 日本神話で、天上にあるという川。天(あま)の安の河。 2 「天の川」に同じ。「—い向かひ立ちて年の恋日(け)長き児(こ)らが妻問ひの夜そ」〈万・四一二七〉
やす‐はたご【安旅籠】
宿賃の安い旅宿。安宿(やすやど)。
やす‐ふだ【安札】
安値で入札すること。また、その札。「ひとりは—にて普請する人」〈浮・一代女・三〉
やす‐ぶしん【安普請】
安い費用で家を建てること。また、そういう粗雑なつくりの家。