や‐そう【夜窓】
夜のまど。
や‐そう【野草】
山野に自生する草。野の草。
や‐そう【野叟】
田舎のおやじ。村の老人。野翁。「邑老、村女、漁人、—、首(かうべ)をうなだれ」〈平家・三〉
や‐そう【野葬】
1 死者を野に葬ること。 2 死体を林野に捨てる葬法。林葬。
や‐そう【野僧】
[名]田舎の僧侶。また、僧侶を軽蔑していう語。「茶飲まん、訪はんと云ひて、つひに訪はず。—なり」〈胆大小心録〉 [代]一人称の人代名詞。僧侶が自分をへりくだっていう語。拙僧。「もし飢ゑ給ふと...
やそう‐きょく【夜想曲】
⇒ノクターン [補説]作品名別項。→夜想曲
やそうきょく【夜想曲】
《原題、(フランス)Nocturnes》ドビュッシーの管弦楽曲。1897年から1899年にかけて作曲。「雲」「祭」「シレーヌ」の3曲からなり、第3曲「シレーヌ」は女声合唱を伴う。
やそ‐うじ【八十氏】
多くの氏族。「—の頂く雲のものなれば久しけれどもまづは頼もし」〈忠見集〉
やそうじ‐びと【八十氏人】
多くの氏族の人々。また、多くの人々。「参ゐ上る—の手向(たむけ)する」〈万・一〇二二〉
やそうばくげん【野叟曝言】
中国、清代の小説。夏敬渠撰。20巻154回。文武両道、諸芸に秀でた文白が国家の大功を立てる話。荒唐無稽かつ好色趣味もあり、田舎老人の閑談の形で語られる。