やそ‐たける【八十梟帥/八十建】
多くの勇敢な族長。「—、其の室に在りて」〈記・中〉
やそ‐とものお【八十伴緒】
多くの伴緒。また、朝廷に仕える多くの役人たち。「もののふの—を召し集(つど)へ」〈万・四七八〉
やそ‐ば【八十葉】
葉が多くついて茂っていること。また、その葉。「百(もも)足らず—の木は大君ろかも」〈仁徳紀・歌謡〉
やそまがつひ‐の‐かみ【八十禍津日神】
日本神話で、多くの災いを生み出す神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉(よみ)の国から帰って禊(みそぎ)をしたときに、黄泉の国のけがれから化生した。
やそみたま‐の‐かみ【八十魂の神】
日本の国の社に鎮まっているすべての天神地祇。
ヤソートーン【Yasothon】
タイ北東部、イサーン地方の町。18世紀末、ラオス軍のカンボジア侵攻の際に建設。毎年5月、農民が手製のロケットを打ち上げる、「ブーンバンファイ」という豊作祈願の祭りが開かれることで知られる。