つめ‐ろう【詰め牢/詰め籠】
やっとからだが入るくらいの狭い牢。「地へは七尺掘り入れ上三尺の—に」〈浄・出世景清〉
ていくう‐ひこう【低空飛行】
1 航空機が低空を飛行すること。 2 学業の成績が落第すれすれであること。「—でやっと卒業した」 3 売上、業績、経済成長などが停滞し、マイナスにならないぎりぎりの状態であること。「内需外需とも...
手(て)が離(はな)・れる
1 仕事がかたづいて、自分と関係がなくなる。「長くかかわってきた仕事から—・れる」 2 子供が成長して、世話が必要でなくなる。「やっと子供から—・れた」
手(て)に◦する
1 手に取って持つ。「本を—◦する」 2 自分の物にする。「欲しかった車をやっと—◦する」
とこ‐ばし【床箸】
鋳金・鍛金などで、加熱した金属をはさんでもつ大型のやっとこ。
どう‐にか
[副](スル) 1 まがりなりにも。なんとか。「論文を—形にしようとがんばる」 2 かろうじて。やっとのことで。「—助かった」
どうやら‐こうやら
[副]やっとのことで。どうにかこうにか。「—及第した」
なまぐさ‐なべ【生臭鍋】
1 魚など、なまぐさ物を使った鍋料理。 2 遠い親族。やっと一族のにおいがする程度の意からという。〈俚言集覧〉
何(なん)とか彼(か)んとか
1 やっとのことで。どうにかこうにか。「—完成させた」 2 「なんとかかとか」に同じ。「—いやあがるんさ」〈逍遥・当世書生気質〉
ぬら・す【濡らす】
[動サ五(四)] 1 ぬれた状態にする。「涙でほおを—・す」 2 やっと暮らしを立てる。「僅に尋中の教師に口は—・しても」〈魯庵・社会百面相〉 3 色めかしいそぶりをする。「威勢でおどし、文で—...