やま‐しぎ【山鷸】
シギ科の鳥。全長約35センチ。体はずんぐりし、褐色の複雑な斑紋があり、頭部に黒褐色の横帯がある。くちばしはまっすぐで長い。山地の雑木林や竹やぶにすみ、ミミズなどを食べる。ぼとしぎ。《季 秋》
やま‐すげ【山菅】
1 山に生えている野生のスゲ。 2 ヤブランの古名。〈和名抄〉
やぶ・れる【破れる】
[動ラ下一][文]やぶ・る[ラ下二] 1 裂けたり、穴があいたり、つぶれたりして、もとの形がこわれる。また、割れさける。「靴下が—・れる」「おできが—・れる」「水道管が—・れる」 2 今まで続い...
やぶ‐くすし【藪薬師】
「藪医者(やぶいしゃ)」に同じ。「われらがやうなる—には」〈虎明狂・雷〉
やぶ‐さめ【藪雨】
ウグイス科ヤブサメ属の鳥。全長11センチくらい。尾が短く、上面は暗褐色、下面は淡色で、眉斑も淡色。藪にすみ、シシシと小声で鳴く。日本では夏鳥で、冬に東南アジアへ渡る。しおさざい。かわりうぐいす。...
やぶ‐にらみ【藪睨み】
1 物を見るとき、両眼が同一方向に向かず、片方の目が違った方向に向くこと。斜視。やぶ。眇(すがめ)。 2 見方や考え方が見当違いであること。「—の社会時評」
ふみ‐わ・ける【踏(み)分ける】
[動カ下一][文]ふみわ・く[カ下二]草木の茂った所を一歩一歩かきわけて進む。「やぶの中を—・けて進む」
ふみ‐い・る【踏(み)入る】
[動ラ五(四)]ある場所に入る。踏み込んで入る。「藪(やぶ)に—・る」「土足で—・る」 [動ラ下二]「ふみいれる」の文語形。
ちくあん【竹庵】
《「藪井竹庵(やぶいちくあん)」の略》藪医者のこと。
とりい‐とうげ【鳥居峠】
群馬県吾妻(あがつま)郡と長野県上田市との境の峠。標高1362メートル。 長野県西部、木曽郡木祖(きそ)村にある峠。標高1197メートル。太平洋側と日本海側の分水界をなす。中山道の奈良井(な...