はや‐ぶさ【隼】
1 ハヤブサ科ハヤブサ属の鳥。全長42センチくらい。背面が青灰色、腹面は白に黒色の黄斑があり、目の下に暗色斑が伸びている。くちばしは鋭く曲がり、翼は長くて先がとがる。直線的に速く飛び、獲物を見つ...
おや‐ぶん【親分】
1 侠客(きょうかく)・ばくち打ちなどの仲間で、頭(かしら)として頂く人。「—子分の杯を交わす」⇔子分。 2 仮に親と決めて、頼りにする人。仮親。⇔子分。「伯母婿ながらそなたの—」〈浄・宵庚申〉...
たかゆく‐や【高行くや】
[枕]隼(はやぶさ)が空高く飛んでいく意から、人名「はやぶさわけ」にかかる。「—はやぶさわけさざき取らさね」〈記・下・歌謡〉
やぶ‐いしゃ【藪医者】
診断・治療の下手な医者。藪薬師(やぶくすし)。やぶ。 [補説]「野巫(やぶ)医」、すなわちまじないを用いる医者の意から出たという。
そう【藪】
[音]ソウ(漢) [訓]やぶ 〈ソウ〉 1 草木が多く生えた所。やぶ。「藪沢/淵藪(えんそう)・林藪」 2 物事の集まり。「談藪」 〈やぶ〉「草藪・竹藪」 [補説]「薮」は俗字。
医者
a doctor;〔内科医〕a physician;〔開業医〕a (medical) practitioner;〔外科医〕a surgeon;〔専門医〕a specialist掛かりつけの医者o...
狩り出す
鹿を狩り出すhunt out a deerうさぎを巣穴から狩り出すstart [rouse] a rabbit out of its burrowやぶを打って獲物を狩り出すbeat the bu...
そっと
1〔音を立てないように〕softly; quietly病人を起こさないようにそっと歩いたHe walked softly [quietly] so as not to awaken the si...
竹
(a) bamboo竹の皮a bamboo sheath竹の節a bamboo joint竹を割ったような性格だHe is very straightforward./He is very fr...
棚
a shelf ((複 shelves));〔網棚〕a rack;〔ふじやぶどうなどの〕a trellis棚をつるput up a shelf棚からぼた餅It is 「an unexpected...
たけやぶ【竹藪】
[意味] 竹の生い茂っている所。[英] a bamboo thicket[使い方]〔竹藪〕▽竹やぶにたけのこが生えた[関連語]◆(藪畳) やぶだたみ竹やぶが一面に茂った所。古い言い方。◆(たかむ...
くさむら【草むら】
[共通する意味] ★草や木の茂っている所。[英] a bush[使い方]〔茂み〕▽茂みを渡る風▽雑草の茂み〔藪〕▽やぶの中で蚊に刺される▽やぶをつついて蛇を出す(=余計なことをしてかえって災いを...
しげみ【茂み】
[共通する意味] ★草や木の茂っている所。[英] a bush[使い方]〔茂み〕▽茂みを渡る風▽雑草の茂み〔藪〕▽やぶの中で蚊に刺される▽やぶをつついて蛇を出す(=余計なことをしてかえって災いを...
やぶ【藪】
[共通する意味] ★草や木の茂っている所。[英] a bush[使い方]〔茂み〕▽茂みを渡る風▽雑草の茂み〔藪〕▽やぶの中で蚊に刺される▽やぶをつついて蛇を出す(=余計なことをしてかえって災いを...
たけのこいしゃ【たけのこ医者】
[共通する意味] ★治療のへたな医者をののしっていう言葉。[英] a quack (doctor)[使い分け]【1】四語とも俗語。「やぶ」は、呪術(じゅじゅつ)で治療を行った「野巫(やぶ)」から...
しょうふうはいぞく【傷風敗俗】
よい風俗を乱して、社会を害すること。▽「傷」は傷つけ損なう。「敗」はやぶり損なう。「風」「俗」は風俗・風紀の意。「風ふうを傷やぶり俗ぞくを敗やぶる」と訓読する。
じぼはいし【慈母敗子】
教育は時には厳しさが必要であることのたとえ。母親が慈愛にあふれて甘すぎると、かえって放蕩ほうとうな子ができる意から。▽「慈母」は慈愛に満ちた母で、ここでは度を過ぎて甘い母のこと。「敗子」は家をやぶる子の意で、放蕩な子のこと。「慈母じぼに敗子はいし有あり」の略。
ときこつらく【兎起鶻落】
野うさぎが巣穴から素早く走り出したり、はやぶさが急降下して獲物を捕らえたりする様子。転じて、書画や文章の勢いがあることのたとえ。▽「鶻」は、はやぶさ。
はふちんせん【破釜沈船】
決死の覚悟で出陣すること。生きて帰らない決意を示すこと。出陣のとき、飯を炊く釜かまを打ち壊し、船を沈めて退路を断つ意から。▽「釜かまを破やぶり船ふねを沈しずむ」と訓読する。
あさかわ‐まき【浅川マキ】
[1942〜2010]歌手。石川の生まれ。寺山修司の舞台に出演し、高い評価を得る。ジャズやブルースなどの影響を受けた独特の歌唱と黒い衣装で「アングラの女王」と称された。代表作「かもめ」「夜が明け...
きのくに‐や【紀伊国屋/紀国屋】
⇒紀国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん) (紀伊国屋)歌舞伎俳優の沢村宗十郎とその系統の俳優たちの屋号。
き‐ぶん【紀文】
紀国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)の通称。
きょうとうみ【喬答弥】
《(梵)Gautamī》釈迦(しゃか)族の女子の姓。特に釈迦牟尼の叔母の摩訶波闍波提(まかはじゃばだい)をさす。生母の麻耶夫人(まやぶにん)が出産後7日目に死んだのち、代わって釈迦を養育した。憍...
きよはら‐の‐もとすけ【清原元輔】
[908〜990]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。深養父(ふかやぶ)の孫。清少納言の父。肥後守。梨壺(なしつぼ)の五人の一人として後撰集を撰進。家集「元輔集」がある。