やま‐し
《「やまじ」とも》ハナスゲの別名。〈和名抄〉
やま‐し【山師】
1 鉱脈の発見・鑑定や鉱石の採掘事業を行う人。 2 山林の買付けや伐採を請け負う人。 3 投機的な事業で大もうけをねらう人。投機師。 4 詐欺師。いかさま師。
やまし・い【疚しい/疾しい】
[形][文]やま・し[シク]《動詞「や(病)む」の形容詞化》 1 良心がとがめる。後ろめたい。「何も—・いことはしていない」 2 病気であるような気がする。気分が悪い。〈和英語林集成〉 3 不満...
やま‐しぎ【山鷸】
シギ科の鳥。全長約35センチ。体はずんぐりし、褐色の複雑な斑紋があり、頭部に黒褐色の横帯がある。くちばしはまっすぐで長い。山地の雑木林や竹やぶにすみ、ミミズなどを食べる。ぼとしぎ。《季 秋》
やま‐しごと【山仕事】
1 山でする仕事。 2 山師のする投機的冒険的事業。やまごと。「之が信用出来ない—なら強(しい)てお勧め申しやあしないが」〈魯庵・社会百面相〉
やま‐しず【山賤】
「やまがつ1」に同じ。
やま‐した【山下】
1 山のした。山のふもと。 2 山の茂みの下かげ。「石走る—たぎつ山川の心くだけて恋ひや渡らん」〈金槐集・中〉
やました【山下】
姓氏の一。 [補説]「山下」姓の人物山下清(やましたきよし)山下耕作(やましたこうさく)山下新太郎(やましたしんたろう)山下澄人(やましたすみと)山下実(やましたみのる)山下泰裕(やましたやすひろ)
やました‐かげ【山下陰】
山のふもとの陰となる所。「尋ね来る人もやあると足引きの—に花ぞ残れる」〈国基集〉
やました‐かぜ【山下風】
山のふもとを吹く風。山おろしの風。「白雪の降りしく時はみ吉野の—に花ぞ散りける」〈古今・賀〉