こわ‐ば・る【強張る】
[動ラ五(四)] 1 柔らかいものが固くなる。不自然に突っ張る。ごわごわする。「靴の革が雨に濡れて—・る」「緊張のあまり顔が—・る」 2 強く主張する。意地を張る。「旅宿へやることなりませぬと—...
こ・りる【懲りる】
[動ラ上一][文]こ・る[ラ上二]失敗してひどい目にあい、もうやるまいと思う。「二度の失敗ですっかり—・りた」
さし‐あ・げる【差(し)上げる】
[動ガ下一][文]さしあ・ぐ[ガ下二] 1 手に持って高く上げる。「バーベルを—・げる」 2 「与える」「やる」の意の謙譲語で、その相手を敬う。「この花を—・げます」 3 声を高く出す。「細くら...
さし‐むかい【差(し)向(か)い】
二人が向かい合うこと。さし。「—で一杯やる」「—に腰掛ける」
こだわり
1 こだわること。拘泥(こうでい)。「なんの—もなくつきあう」 2 (「こだわりをつける」の形で用いる)文句を言うこと。難癖。「宿所(うち)なら—を付けてやるんだけれども」〈二葉亭・浮雲〉 [補...
し‐おお・せる【為果せる】
[動サ下一][文]しおほ・す[サ下二]物事を最後までやりおえる。しとげる。うまくやる。「難工事を—・せる」
仕方(しかた)が無(な)・い
1 どうすることもできない。ほかによい方法がない。やむを得ない。「—・い。それでやるか」 2 よくない。困る。「彼は怠け者で—・いやつだ」 3 我慢ができない。たまらない。「彼女に会いたくて—・い」
ざん‐かん【讒陥】
[名](スル)告げ口をして、人を不利な立場に追いやること。「英仏の為めに—せられ、炎熱万里の沙漠に放謫せらる」〈東海散士・佳人之奇遇〉
しだら
1 よくない行状。また、好ましくないなりゆき。「牧師さんや伝道師さえ斯(こ)ういう—じゃあ」〈魯庵・社会百面相〉 2 事のなりゆき。「何とした—でいづかたへ立ち退きやる」〈浄・博多小女郎〉
さんじゅうはちど‐せん【三十八度線】
朝鮮半島中央部を横断する北緯38度線のこと。第二次大戦後、ヤルタ協定の秘密条項によりこの線の北をソ連、南を米国が占領。のちに朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国が成立。朝鮮戦争の発火点となった。