やわた【八幡】
京都府南西部の市。石清水(いわしみず)八幡宮の門前町、淀川水運の河港として発達。住宅地化が著しい。八幡ゴボウの産地として知られた。人口7.4万(2010)。 千葉県市川市の地名。葛飾八幡宮(...
やわた‐ぐろ【八幡黒】
黒く染めた柔らかい革。山城国(京都府)八幡に住む神人らが製したところからいう。下駄の鼻緒などに用いた。
やわた‐こうげん【八幡高原】
広島県西北部、島根県境近くの高原。山県(やまがた)郡北広島町にある。南北8キロメートル、東西4キロメートル。最高峰は臥竜(がりゅう)山(標高1223メートル)。中国山地の標高730〜850メート...
やわた‐し【八幡市】
⇒八幡
やわた‐せいてつじょ【八幡製鉄所】
⇒やはたせいてつじょ
やわた‐そう【八幡草/八咫草】
ユキノシタ科の多年草。深山の谷沿いなどに生え、高さ約50センチ。葉は根際から出て長い柄をもち、円形で浅い切れ込みがある。5〜7月ごろ、花茎を伸ばし、黄白色の5弁花を集散状につける。
八幡(やわた)の藪(やぶ)知(し)らず
《千葉県市川市八幡にあった竹藪は、一度入ると出口がわからなくなるといわれたところから》出口がわからないこと。また、迷うことのたとえ。八幡(やわた)知らず。
やわたはま【八幡浜】
愛媛県西部の市。宇和海に臨み、トロール漁業の根拠地。かまぼこを産し、ミカン栽培も盛ん。商業も活発。人口3.8万(2010)。
やわたはま‐し【八幡浜市】
⇒八幡浜
やわた‐まき【八幡巻(き)】
煮て調味したゴボウを芯(しん)にし、穴子・鰻(うなぎ)などで巻いて付け焼きにした料理。ゴボウの産地、八幡にちなむ。牛蒡巻(ごぼうま)き。