や‐がかり【矢懸かり】
射る矢の届く所。「目に見ゆるほどの鳥にて、—ならんずるに」〈太平記・一二〉
や‐がく【夜学】
1 夜間に学業を修める課程。また、その課程を設置した教育機関。「—生」《季 秋》「—すすむ教師の声の低きまま/虚子」 2 夜、学問をすること。
や‐がすり【矢絣/矢飛白】
矢羽根の模様を表した絣柄。矢筈(やはず)絣。
やがた‐いさき【矢形伊佐木】
コトヒキの別名。
や‐がた・し【弥堅し】
[連語]《「や」は副詞》いよいよ堅い。非常にしっかりしているさま。「下堅く—・く取らせ」〈記・下・歌謡〉
や‐がため【屋固め】
家の建て始めの柱立てのとき、無事に工事が進むように祈る儀式。また、完成後の屋移りの前に、親戚や大工の棟梁を呼んで行う酒宴。
や‐がっこう【夜学校】
夜間に授業を行う学校。夜学。
やがて【軈て/頓て】
[副] 1 あまり時間や日数がたたないうちに、ある事が起こるさま、また、ある事態になるさま。そのうちに。まもなく。じきに。「—日が暮れる」「東京へ出てから、—三年になる」 2 それにほかならない...
や‐がら【矢柄/矢幹/簳】
1 矢の幹。鏃(やじり)と矢羽根を除いた部分。普通は篠竹(しのだけ)で作る。篦(の)。矢篦。 2 (「簳魚」とも書く)ヨウジウオ目ヤガラ科の海水魚の総称。体は細長くて縦扁し、吻(ふん)も管状で長...
やがら‐ぜめ【矢柄責め】
拷問の一。矢柄1で打ちたたいて責めること。