ややとも‐すると【動ともすると】
[副]「ややもすると」を強めていう語。「人間は—楽をしがちだ」
ややとも‐すれば【動ともすれば】
[副]「ややもすれば」を強めていう語。「強風をついて進もうとするが、—押しもどされそうになる」
ややま・し
[形シク]《動詞「ややむ」の形容詞化》いっそう心苦しい。さらに気がかりである。「願はむ道にも入りがたくやと、—・しきを」〈源・御法〉
や‐や・む
[動マ四]《「弥(や)病む」の意かという》ひどく悩む。思いわずらう。ますます苦しむ。「いと苦しげに—・みて」〈源・宿木〉
ややも‐すると【動もすると】
[副]「ややもすれば」に同じ。「—気持ちがくじけそうになる」
ややも‐すれば【動もすれば】
[副]とかくある状況になりやすいさま。どうかすると。ともすれば。ややもすると。「物事になれると、—油断しがちだ」
ややも‐せば【動もせば】
[副]「ややもすれば」に同じ。「—消えを争ふ露の世におくれ先だつ程経ずもがな」〈源・御法〉
や‐ゆ【揶揄/邪揄】
[名](スル)からかうこと。なぶること。嘲弄(ちょうろう)。「世相を—する」
や‐ゆう【夜遊】
夜、遊び歩くこと。夜間の遊宴。「—の人は尋ね来って把(と)らむとす」〈和漢朗詠・上〉
や‐ゆう【野遊】
野外に出て遊ぶこと。花見・草摘み・狩りなどを楽しむこと。のあそび。