やわらかなほほ【柔らかな頰】
桐野夏生のミステリー小説。失踪した娘を捜す母親と元刑事が、事件の真相を追う姿を描く。平成11年(1999)刊行。同年、第121回直木賞受賞。平成13年(2001)テレビドラマ化。
やわらか‐め【柔らかめ/軟らかめ】
[名・形動]比較的やわらかいと感じる程度・状態。「—にゆでたうどん」
やわらか‐もの【柔らか物】
1 手ざわりのやわらかい織物。絹物。また、それで作った衣服。 2 好色な読み物。艶本(えんぽん)。
やわら‐がに【柔蟹】
十脚目ヤワラガニ科のカニ。岩礁の海草の間にすみ、甲幅約5ミリ。甲は丸みのある三角形で、体は柔軟。
やわら‐がみ【和ら紙】
大和国吉野から産した薄手の和紙。鼻紙などに用いた。吉野紙。
やわらぎ【和らぎ】
やわらぐこと。また、その状態。「心の—をおぼえる」
やわら・ぐ【和らぐ】
[動ガ五(四)] 1 程度のはなはだしかったものがおだやかな状態になる。しずまる。「暑さが—・ぐ」「痛みが—・ぐ」 2 堅苦しさやとげとげしさがなくなる。なごやかになる。「態度が—・ぐ」「表情...
やわらげ【和らげ】
むずかしい事柄をわかりやすく説明すること。〈日葡〉
やわら・げる【和らげる】
[動ガ下一][文]やはら・ぐ[ガ下二] 1 おだやかになるようにする。「怒りを—・げる」「苦痛を—・げる」 2 わかりやすくする。くだいた言い回しにする。「表現を—・げる」
やわらこ・い【柔らこい/軟らこい】
[形][文]やはらこ・し[ク]《近世上方語》「柔らかい」に同じ。「松葉たばこの—・き」〈浄・嫗山姥〉