ゆう‐し【幽思】
静かに物思うこと。「—窮まらず、深巷(しんかう)に人無きところ」〈和漢朗詠・下〉
ゆう‐し【猶子】
1 兄弟の子。甥(おい)。姪(めい)。 2 兄弟・親類または他人の子を自分の子としたもの。義子。養子。
ゆう‐し【遊士/游士】
1 風流人。みやびお。 2 浪人。また、志を抱いて他国を遊歴する人。「天外—の懐郷の涙なりき」〈独歩・愛弟通信〉 3 中国、春秋戦国時代、策をたずさえて抗争する諸侯を遊説し、仕官を請うた者。
ゆう‐し【遊子】
家を離れて他郷にいる人。旅人。「天涯の—たる予自身を」〈芥川・開化の殺人〉
ゆう‐し【遊糸】
「糸遊(いとゆう)1」に同じ。
ゆう‐し【遊資】
「遊休資本」の略。
ゆう‐し【雄志】
雄々しいこころざし。「—を抱く」
ゆう‐し【雄姿】
雄々しく堂々とした姿。雄壮な姿。
ゆう‐し【雄視】
[名](スル)威勢を張って他に対すること。「四方の豪族が—して武を張る時」〈魯庵・社会百面相〉
ゆう‐し【憂思】
うれい、悲しむ心。