ゆきちがい‐ざま【行(き)違い様】
行きちがおうとする時。すれちがいざま。「—に声を掛ける」
ゆき‐ちが・う【行(き)違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 道筋や時間が異なるなどして、互いに相手と出会わないでしまう。いきちがう。「どこで—・ったのか、彼に会えなかった」 2 すれちがって互いに違う方向へ行く。いきちがう。「偶...
ゆき‐ちが・える【行(き)違える】
[動ア下一][文]ゆきちが・ふ[ハ下二]行く方向をまちがえる。まちがって行く。「地図がないので—・えた」
ゆき‐ち・る【行き散る】
[動ラ四]行ってちりぢりになる。ちりぢりに別れる。「年月経ば、かかる人々も、えしもありはてでや、—・らむなど」〈源・須磨〉
ゆき‐つ・く【行(き)着く】
[動カ五(四)] 1 目的地に着く。到着する。いきつく。「道に迷ったすえ、やっと—・く」 2 事が最終的な局面を迎える。限界に達する。いきつく。「事態は—・くところまで来た」 3 すっかり酒に酔...
ゆき‐つけ【行(き)付け】
いつも行って、なじんでいること。いきつけ。「—の美容院」 [補説]医者の場合は「掛かり付け」と言う。
ゆき‐つ・ける【行(き)付ける】
[動カ下一][文]ゆきつ・く[カ下二]行くのが習慣になっている。よく行く。いきつける。「—・けている店」
ゆき‐つばき【雪椿】
ツバキ科の常緑小高木。本州の日本海側の雪の多い山地に自生。枝は低く垂れ、葉は広卵形。4、5月ごろ赤い花が咲く。寒さに強く、栽培もされる。
ゆき‐つぶて【雪礫】
雪をこぶし大に握り固めて、つぶてのようにしたもの。雪合戦などで投げる。《季 冬》「靴紐を結ぶ間も来る—/汀女」
行(ゆ)きつ戻(もど)りつ
同じ所を何回も行ったり戻ったりするさま。「—して待つ」「思考が—する」