ゆき‐とど・く【行(き)届く】
[動カ五(四)] 1 すべてに行き渡る。すみずみまで注意が届く。いきとどく。「掃除が—・く」「万事に—・いた人」 2 ある程度、また、ある所に至りつく。およぶ。到達する。「女郎の総数は、…なかな...
ゆき‐とぶら・う【行き訪ふ】
[動ハ四]おとずれる。見舞いに行く。「心ざし深かりける人、—・ひけるを」〈伊勢・四〉
ゆき‐どい【雪訪ひ】
雪が降ったとき、親しい人を見舞うこと。雪見舞い。「—ニ参ル」〈日葡〉
ゆき‐どうろう【雪灯籠】
雪をかためて灯籠の形にし、横穴をあけてその中に火をともすもの。
ゆき‐どけ【雪解け/雪融け】
1 春になって、降り積もった雪がとけること。また、そのころ。ゆきげ。《季 春》「—や西日かがやく港口/石鼎」 2 《ソ連の作家エレンブルグの小説名から》国際間の対立緊張がゆるみ、和解の空気の生じ...
ゆきどけ‐みち【雪解け道】
雪がとけてぬかるみになった道。
ゆき‐どころ【行(き)所】
行くべき所。特に、行って身を落ち着ける所。また、行った先。行き先。いきどころ。「—がなくなる」「誰も—を知らない」
ゆき‐どまり【行(き)止(ま)り】
道などで、行く手がふさがっていて、それ以上行けないこと。また、その場所。いきどまり。「この先は—です」
ゆき‐どま・る【行(き)止(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 進んで行って、そこで止まる。いきどまる。「砂利を軋(きし)る車輪がはたと—・った」〈漱石・虞美人草〉 「待つ人は—・りつつあぢきなく年のみ越ゆるよさのおほ山」〈和泉式部集〉...
ゆき‐どめ【雪止(め)】
屋根に積もった雪が滑り落ちるのを防ぐため、軒に丸太・板・金具などを取り付けたもの。