ゆ・ず【茹づ】
[動ダ下二]「ゆでる」の文語形。
ゆ‐づえ【弓杖】
「ゆんづえ」に同じ。「—の音までもさえとほりておもしろきに」〈弁内侍日記〉
ゆ‐づか【弓柄/弓束/弣】
《「ゆつか」とも》矢を射るとき、左手で弓を握る部分。ゆみづか。また、そこに巻く革。
ゆ‐づかれ【湯疲れ】
[名](スル)長時間入浴したために疲れること。「—してだるい」
ゆづき‐の‐きみ【弓月君】
秦(はた)氏の祖といわれる伝説的人物。秦の始皇帝の子孫と称し、応神天皇の代に百済(くだら)から渡来したという。融通王。
ゆ‐づけ【湯漬(け)】
飯に湯をかけて食べること。また、湯をかけた飯。湯漬け飯。「—をかっ込む」
ゆ‐づる【弓弦】
「ゆみづる」の音変化。
ゆづる‐うち【弓弦打ち】
「弦打(つるう)ち」に同じ。「—をしつつ夜めぐりするやうになむ侍る」〈宇津保・蔵開上〉