ゆ‐ぶくろ【弓袋】
「ゆみぶくろ」に同じ。「まづ—の料にとて、白布(しろぬの)五十反送られけり」〈平家・一〉
ゆぶくろ‐ざし【弓袋差し】
主君の替え弓を袋に納め、捧持して供奉(ぐぶ)する者。
ゆぶくろ‐もち【弓袋持ち】
「弓袋差し」に同じ。
ゆ‐ぶね【湯船/湯槽】
1 入浴用の湯を入れ、人がその中に入る大きな箱または桶。浴槽。 2 江戸時代、船内に浴槽を設け、停泊中の船を回り、料金を取って船乗りや客を入浴させた船。
ゆぶ‐ゆぶ
[副]水けを含み、ぶよぶよしているさま。ぶくぶく。「一身、—と腫(ふく)れたる者」〈今昔・二四・七〉
ゆぶ・る【揺ぶる】
[動ラ四]ゆり動かす。ゆさぶる。ゆする。「花の咲く陰には寄せじひく猿の枝を—・らば散りもこそすれ」〈三十二番職人歌合〉
ゆ‐ぶろ【湯風呂】
1 湯を入れた風呂。また、その風呂に入ること。「毎日、—は焼(た)く」〈浮・一代女・四〉 2 蒸し風呂。「据風呂(すゑふろ)よりは—が徳なり」〈浮・新永代蔵〉
ゆ‐ぶん【油分】
成分としての油。