ゆうぎりあわのなると【夕霧阿波鳴渡】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。正徳2年(1712)大坂竹本座初演。遊女夕霧と藤屋伊左衛門との情話を脚色したもので、「吉田屋」の段は有名。
ゆうぎり‐いざえもん【夕霧伊左衛門】
遊女夕霧とその愛人藤屋伊左衛門。また、二人の情話を扱った歌舞伎・浄瑠璃などの一系統。歌舞伎「夕霧名残の正月」、浄瑠璃「夕霧阿波鳴渡」「傾城阿波の鳴門」「廓文章」など。
ゆうぎ‐りょうほう【遊戯療法】
⇒プレーセラピー
ゆう‐ぎん【遊吟】
[名](スル)散策しながら詩歌を作ったり、吟じたりすること。「漢詩を—する」
ゆう‐く【憂苦】
[名](スル)心配し苦慮すること。「徒に—する勿(なか)れ」〈織田訳・花柳春話〉
ゆう‐く【憂懼】
[名](スル)心配し恐れること。憂惧(ゆうぐ)。「国乱内変は国家災害の尤—す可き極なり」〈津田真道訳・泰西国法論〉
ゆう‐くれない【夕紅】
夕方、西の空が紅色になること。また、そのような色。「もみぢ葉は入り日の影にさしそひて—に色ぞことなる」〈教長集〉
ゆう‐くん【有勲】
1 勲功のあること。「—の士」 2 勲章をもつこと。勲位のあること。
ゆう‐くん【遊君】
あそびめ。遊女。
ゆう‐ぐ【遊具】
遊戯に使う器具。遊び道具。また、観覧車などの大型施設についてもいう。