さ
[感] 1 人を誘ったり、行動を促したりするときに発する語。さあ。「—、やろう」「—、どうしてくれる」 2 判断や決断に迷ったり、せっぱつまったりしたときに発する語。さて。「—、どうしようか」「...
豺狼(さいろう)路(みち)に当(あ)たれりいずくんぞ狐狸(こり)を問(と)わん
《「後漢書」張綱伝から》やまいぬとおおかみが行く手にいるときに、どうして狐や狸を問題にしていられようか。大悪人が重要な地位にいて権力を振るっている場合、その下の小悪人より、大悪人をこそ除かなけれ...
さおもの‐がし【棹物菓子】
細長く製した和菓子の総称。羊羹(ようかん)・外郎(ういろう)・素甘(すあま)など。棹菓子。
かき‐ようかん【柿羊羹】
柿を煮詰めて作ったようかん。二つ割りの竹に詰めたりする。大垣市や広島市の郷土菓子。《季 秋》
おに‐おどし【鬼威し】
事八日(ことようか)や節分に鬼を脅すため軒先に立てた飾り物。長いさおの先にざるをつけ、それにヒイラギまたはシキミの葉をつける。
ぜん‐えん【前燕】
中国、五胡十六国の一。337年、鮮卑族の慕容廆(ぼようかい)の子、皝(こう)が建国。都は熱河の竜城、のち鄴(ぎょう)。370年に前秦の苻堅に滅ぼされた。
いかん‐せ‐ん【如何せん】
[連語] 1 どうしたらよかろうか。どうしようか。「夜の已に深更なるを—」〈織田訳・花柳春話〉 2 いい方法が見いだせないことを表す。残念にも。「家を建てたいが、—地価が高くて手が出ない」
いそ‐もなか【磯最中】
皮を貝殻の形に焼き、中に羊羹(ようかん)またはあんを入れたもなか。
あんじ‐すごし【案じ過ごし】
心配しすぎること。取り越し苦労。考えすぎ。「不便(ふびん)な目を見ようかと—がせらるるぞや」〈浄・重井筒〉
いい‐こと【好い事】
[名] 1 うれしいこと。楽しいこと。「—を聞かせようか」 2 よい機会。つけいる口実。「その地位を—にして私腹を肥やす」 [感]相手に念を押す気持ちを表すときに女性が用いる語。「—、二度と...