きしゅんらく【喜春楽】
雅楽の舞曲。唐楽。黄鐘(おうしき)調で古楽の中曲。四人舞。隋の煬帝(ようだい)、陳の粛公また大安寺の安操の作という。寿心楽。寿春楽。弄殿(ろうでん)喜春楽。きすんらく。
くまぐま・し【隈隈し】
[形シク] 1 物の陰に隠れてよく見えない。薄暗くて見えにくい。「火はほのかにまたたきて、…ここかしこの、—・しくおぼえ給ふに」〈源・夕顔〉 2 樹木がこんもりと茂り、陰がある。「この前栽の、い...
けいけんてき‐ほうそく【経験的法則】
1 経験的な個別事象から帰納によって得られた法則。 2 因果関係は明確ではないが、経験上そのようだというだけの法則。
ゲイラ‐カイト【Gayla-Kite】
ビニール製の洋凧(ようだこ)の商標名。
げな
[助動][〇|げに・げで|げな|げな|(げなれ)|〇]《接尾語「げ」に断定の助動詞「なり」の付いた「げなり」の音変化》活用語の終止形・連体形、形容詞の語幹に付く。 1 様態を推量する意を表す。…...
心(こころ)折(お)・れる
気持ちや考えがそちらに向かう。また、気持ちが弱る。「妹の説得に父も—・れたようだ」「相次ぐ困難に—・れる」→心が折れる
心(こころ)空(そら)なり
心が自分のからだから離れてしまったようだ。うわの空である。「たもとほり行箕(ゆきみ)の里に妹を置きて—土は踏めども」〈万・二五四一〉
ごきょうせいぎ【五経正義】
五経の注釈書。180巻。孔穎達(くようだつ)・顔師古らが唐の太宗の命により編定。653年成立。魏(ぎ)の王弼(おうひつ)、漢の孔安国・鄭玄(ていげん)、晋の杜預(とよ)ら、諸家の経書解釈を折衷・...
ごさん‐なれ
[連語]《断定の助動詞「なり」の連用形「に」に、係助詞「こそ」、動詞「あり」の連体形、推定の助動詞「なり」の已然形「なれ」の付いた「にこそあるなれ」の音変化。近世中期以降「ござんなれ」とも》 1...
ごさん‐めれ
[連語]《断定の助動詞「なり」の連用形「に」に、係助詞「こそ」、動詞「あり」の連体形「ある」、推量の助動詞「めり」の已然形「めれ」の付いた「にこそあるめれ」の音変化。近世中期以降「ござんめれ」と...