げん‐ぞう【幻像】
実際にはないのに、あるかのように見える像。幻影。
健全(けんぜん)なる精神(せいしん)は健全(けんぜん)なる身体(しんたい)に宿(やど)る
《ユウェナリスの「風刺詩集」から》身体が健康であれば、おのずから精神も健全である。 [補説]詩の一部が訳されて広まった言葉。本来は「大欲を抱かず、健康な身体に健全な精神が宿るように望むべきだ」の意。
けん‐そう【献奏】
[名](スル)神仏の前で楽曲を演奏し奉納すること。「神楽を—する」 [補説]「故人の好きであった曲を献奏する」のように、亡くなった人の冥福を祈って霊前で楽曲を演奏することをもいう。
げん‐せん【言泉】
言葉が泉のように絶えずわき出ること。言葉の豊富なこと。 [補説]書名別項。→言泉
げん‐そう【幻相】
仏語。幻のように実体がなく、はかないありさま。世間の無常の姿。
げん‐そう【幻想】
[名](スル)現実にはないことをあるかのように心に思い描くこと。また、そのような想念。「—を抱く」「戦争のない未来を—する」
けん‐じ【顕示】
[名](スル)わかるように、はっきりと示すこと。「軍事力を—する」「自己—欲」
けんさき‐ぶね【剣先船】
船首が剣先のようにとがっている船。ふつう長さ約13メートル。江戸時代、奈良・大坂付近の浅い川で荷物運送に従っていた。けんさき。
けん‐ぱい【献杯/献盃】
[名](スル)相手に杯を差し出して敬意を表すこと。こんぱい。「主賓に—する」 [補説]「故人をしのんで献杯します」のように、亡くなった人を悼(いた)んで杯を捧げることをもいう。
言(げん)を食(は)・む
《「書経」湯誓の「朕言を食(は)まず」から》前言をひるがえす。約束に背く。うそをつく。食言する。「僕が社員に対して—・むようになるから」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉