なさぬなか【生さぬ仲】
柳川春葉の小説。実母と継母、継子の葛藤を描く。大正元年(1912)から大正2年(1913)にかけて「大阪毎日新聞」に連載。大正2年(1913)に舞台化されて流行、義理の親子関係を「生さぬ仲」と呼...
なご‐わん【名護湾】
沖縄県、沖縄島のほぼ中央、東シナ海側に弧を描くように広がる湾。本部(もとぶ)半島と部瀬名(ぶせな)岬とに囲まれた水域。面積約35平方キロメートル。湾岸の中心は名護市。沖縄海岸国定公園に属する。
ながら・う【流らふ】
[動ハ下二]《下二段動詞「ながる」+反復継続の助動詞「ふ」から》流れつづける。流れるようにそれが続く。「雉(きぎし)鳴く高円(たかまと)の辺(へ)に桜花散りて—・ふ見む人もがも」〈万・一八六六〉
なぎ‐なた【長刀/薙刀/眉尖刀】
1 長い柄の先に反り返った長い刃をつけた武器。また、それを使う武術。平安後期の後三年の役のころから室町中期まで多く用いられた。戦国時代以後、槍(やり)が多く用いられるようになり、江戸時代には主に...
なぎ‐た・てる【薙ぎ立てる】
[動タ下一][文]なぎた・つ[タ下二]勢いよく横に払うように切りまくる。「白刃を抜はなし敵を選まず—・てれば」〈染崎延房・近世紀聞〉
なぎなた‐あしらい【長刀会釈】
なぎなたで相手をあしらうように、相手に適当に応対すること。「途絶えつつ訪ふを—に/重頼」〈犬子集〉
ナギギア‐とう【ナギギア島】
《Nagigia》フィジー諸島、カンダブ島西岸沖にある小島。周囲をサンゴ礁に囲まれ、サーフィンやスキューバダイビングが盛ん。元は無人島だったが、リゾートホテルが建てられ、観光客が多く訪れるように...
なき‐こ・む【泣(き)込む】
[動マ五(四)]泣いて訴える。また、泣くようにして頼みこむ。泣きつく。「役所に—・む」
なぎ‐いかだ【梛筏】
キジカクシ科の常緑小低木。高さ約30〜50センチ。枝は濃緑色の平たい卵形で先がとがり、葉のように見える。葉は鱗片(りんぺん)状。雌雄異株で、5月ごろ、葉状の枝の中ほどに白い小花をつけ、丸く赤い実...
泣(な)いても笑(わら)っても
どのようにしてみても。物事が最後の段階にきていることのたとえ。「—卒業まであと一週間だ」