よう‐めい【幼名】
「ようみょう(幼名)」に同じ。
よう‐めい【用命】
1 用事を言いつけること。「—に従う」 2 商品などを注文すること。「御—を賜る」
よう‐めい【容面】
《「ようめん」または「ようみょう(容貌)」の音変化か》顔かたち。みめ。平安時代、主に知識人の男性が使った語。「—、心、人にすぐれたらば」〈宇津保・俊蔭〉
よう‐めい【揚名】
1 名を世間にあげること。家名を高めること。 2 「揚名の介」に同じ。 3 名ばかりで実の伴わないこと。虚名。
よう‐めい【溶明】
「フェードイン」に同じ。⇔溶暗。
ようめい‐がく【陽明学】
中国、明の王陽明が唱えた儒学説。形骸化した朱子学の批判から出発し、時代に適応した実践倫理を説いた。心即理(しんそくり)・知行合一(ちこうごういつ)・致良知(ちりょうち)の説を主要な思想とする。日...
ようめいがく‐は【陽明学派】
江戸時代、朱子学派・古学派に対抗して陽明学を信奉した学者の総称。中江藤樹・熊沢蕃山・佐藤一斎・大塩平八郎ら。
ようめいてんのうしょくにんかがみ【用明天王職人鑑】
浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。宝永2年(1705)大坂竹本座初演。出語り・出遣い方式や、からくり応用の舞台機構が当時評判となった。
ようめい‐の‐すけ【揚名の介】
平安時代以後、名目ばかりで実際の職務も俸禄もない国司の次官。
ようめい‐ぶんこ【陽明文庫】
京都市右京区にある文庫。近衛家に伝わった摂関家の日記や文学・荘園関係の文書・典籍・記録などを収蔵する。