よし‐め・く【由めく】
[動カ四]わけがありそうに振る舞う。また、由緒ありげに見える。よしばむ。「女君の御有様も世づかはしく—・きなどもあらぬを」〈源・末摘花〉
よし‐も【縦も】
[副]《副詞「よし」+間投助詞「も」から》たとえ。かりに。「霰(あられ)降り遠つ大浦に寄する波—寄すとも憎くあらなくに」〈万・二七二九〉
よし‐もがな【由もがな】
[連語]《「もがな」は願望の終助詞》方法があればいいのになあ。「いにしへのしづのをだまき繰りかへし昔を今になす—」〈伊勢・三二〉
よしもと【吉本】
姓氏の一。 [補説]「吉本」姓の人物吉本隆明(よしもとたかあき)吉本(よしもと)ばなな吉本隆明(よしもとりゅうめい)
よ‐しゃ【輿車】
輿(こし)と車。また、乗り物の総称。
よしゃずこう【輿車図考】
江戸後期の故実書。松平定信編、渡辺広輝画。16巻。文化元年(1804)成立。各種の輿車に関する考証に、彩色図を付した書。
よし‐や【縦や】
[副]《副詞「よし」+間投助詞「や」から》 1 たとえ。かりに。よしんば。「—せつない思をしても」〈鴎外・雁〉 2 ままよ。どうなろうとも。「流れては妹背の山の中に落つる吉野の河の—世の中」〈古...
よしや‐ぐみ【吉屋組】
江戸前期、三浦小次郎義也を頭目にした旗本奴の組。六方組の一。義也組。
よしやまち‐どおり【葭屋町通り】
京都市上京区を南北に走る道路の呼び名。堀川通り西側の小路。全長約1.3キロ。安倍晴明を祭る晴明神社がある。
よ‐しゅ【予修】
「逆修(ぎゃくしゅ)2」に同じ。