よんかこく‐じょうやく【四箇国条約】
1921年(大正10)のワシントン会議において、日本・イギリス・フランス・アメリカの4か国によって調印された条約。4か国のもつ太平洋上の諸領土の現状維持と権益の相互尊重、紛争の処理方法などを約し...
ベルサイユ‐たいせい【ベルサイユ体制】
ベルサイユ条約を中心とする一連の講和条約によって成立した、第一次大戦後の国際秩序。イギリス・フランス両国の主導の下に国際連盟がその秩序維持に当たり、対ドイツ制裁や反ソ反共体制の構築を行う一方、国...
ペプチド【peptide】
2個以上のアミノ酸のペプチド結合によってできた化合物。アミノ酸の数によって、2個ならジペプチド、3個ならトリペプチドといい、2〜10個程度の少数ならオリゴペプチド、10〜100個と多数ならポリペ...
ねつえん‐じゅんかん【熱塩循環】
海水の密度の変化によって生じる、地球規模の海水の循環。高緯度海域で表層水の水温が下がり、また塩分濃度が高くなることにより、海水(ブライン)が深層へ沈み込むことによって起こる。深層流は毎秒1センチ...
ビーナス‐の‐おび【ビーナスの帯】
晴天時の日の出前や日の入り後の短時間に、太陽と反対側の地平線上に現れる赤い帯状の部分の通称。地球影の上部に位置し、太陽光が大気によって散乱されることによって生じる。ビーナスベルト。
ヒエラルヒー【(ドイツ)Hierarchie】
上下関係によって、階層的に秩序づけられたピラミッド型の組織の体系。狭義では、カトリック教会の教皇を頂点とする聖職者の位階制。広義では、中世の封建社会の身分秩序をさすが、現代では指揮・命令系統によ...
はんらん‐げん【氾濫原】
河川の氾濫や河道の移動によってできた平野。河川の堆積(たいせき)物によって構成され、洪水時には浸水する。
ひかりしょくばい‐ガラス【光触媒ガラス】
酸化チタンなどの光触媒を表面に薄く均一に塗布したガラス。紫外線が当たると超親水作用(水が水滴にならず薄く広がる働き)によってガラスに付着した汚れが浮き上がり、雨などによって流れ落ちやすくなる。ま...
ひがしフランク‐おうこく【東フランク王国】
フランク王国の東部を領有した王国。843年のベルダン条約によって成立したが、諸侯勢力が強く、911年、王朝の断絶によって消滅。現在のドイツの地理的母体となった。→西フランク王国
ひかりファイバー‐ぞうふくき【光ファイバー増幅器】
《optical fiber amplifier》ある特定の波長の光によって励起されて誘導放出をする不純物を添加した光ファイバーによる光増幅器。不純物として主にエルビウムなどの希土類元素が用いら...