ざん‐そう【讒奏】
天皇などに対して讒言すること。「西光法師父子が—によって、法皇大きに逆鱗(げきりん)ありけり」〈平家・二〉
さんじ‐せいげん【産児制限】
社会的、経済的、また母体保護などの医学的理由から、人為的手段によって受胎または出産の制限や調節を行うこと。サンガー夫人らの提唱で始まった。産児調節。産制。バースコントロール。
さんじ‐ぎれ【三字切れ】
連歌・俳諧で、発句(ほっく)が切れ字によって三つに切れていること。
サン‐ジミニャーノ【San Gimignano】
フィレンツェの西南約54キロメートルにある町。標高324メートルの丘の上に位置し、14の塔が林立する。塔は、最初は見張り用として、のちには権力の象徴として貴族たちによって建てられたもので、13世...
さん‐しゃみ【三沙弥】
沙弥を年齢によって三つに区分したもの。7歳から13歳までを駆烏(くう)沙弥、14歳から19歳までを応法沙弥、20歳以上を名字(みょうじ)沙弥という。三品(さんぼん)の沙弥。
三寸(さんずん)の見直(みなお)し
《物の長さも測りようによっては3寸の誤差がある意から》物事は、詳しく点検すれば多少の欠点は見つかるということ。また、多少の欠点は見慣れれば気にならなくなるということ。
さんそう‐がく【山相学】
山相を調べ、探鉱術・採鉱法などを研究する学問。江戸時代、佐藤信淵の「山相秘録」によって体系づけられた。
さん‐ぱい【三輩】
仏語。無量寿経で、阿弥陀仏の浄土に往生する者を、その行いの深浅によって3種に分けたもの。上輩・中輩・下輩。
サン‐ドニ【Saint-Denis】
フランス、パリ北郊、セーヌ‐サン‐ドニ県の都市。セーヌ川とウルク運河を結ぶサンドニ運河に面し、工業が盛ん。フランス歴代の王が埋葬されたサンドニ大聖堂がある。
インド洋、フランスの海外県レユニ...
さんとう‐せいじ【三頭政治】
三人の有力政治家の結びつきによって行われる政治。寡頭政治の一形態。特に、前60年にカエサル・ポンペイウス・クラッスス、また、前43年にオクタビアヌス・アントニウス・レピドゥスの三人が結んでローマ...