ようでんし‐ほうしゅつ【陽電子放出】
β崩壊において、陽電子とニュートリノの対が放出される現象。弱い相互作用によって生じる。陽電子放出を起こす放射性の核種はPETなどの核医学分野で利用される。β+崩壊。
ようはいりょ‐こじんじょうほう【要配慮個人情報】
人種・信条・社会的身分・病歴など、その取り扱いによって本人に不当な差別・偏見その他の不利益が生じるおそれがあるため、特に慎重な配慮が求められる個人情報。個人情報保護法に規定。
ようへんげんじものがたり【窯変源氏物語】
橋本治による、「源氏物語」の現代語による再構築訳。もとの作品の女房による語りを、光源氏の一人称によって書き改めたもの。平成3年(1991)から平成5年(1993)にかけて全14巻を刊行。
ようほごじどうたいさく‐ちいききょうぎかい【要保護児童対策地域協議会】
虐待や非行などさまざまな問題を抱えた児童の早期発見と適切な保護を目的として、市町村などの地方公共団体が児童福祉法に基づいて設置する協議会。児童相談所や学校・教育委員会、警察など、地域の関係機関に...
よう‐ぼうちょう【洋包丁】
主に西洋料理で使われる包丁。骨付きの肉を割くものやパンを切るものなど、用途によってさまざまな形がある。→和包丁
ようむ‐うんどう【洋務運動】
中国で、19世紀後半、清朝の漢人官僚によって推進された近代化政策。西洋軍事技術の導入、官営軍事工場の設立などによって、清朝の衰退の回復を図った。
ようめい‐がく【陽明学】
中国、明の王陽明が唱えた儒学説。形骸化した朱子学の批判から出発し、時代に適応した実践倫理を説いた。心即理(しんそくり)・知行合一(ちこうごういつ)・致良知(ちりょうち)の説を主要な思想とする。日...
ようりょう‐ぶんせき【容量分析】
定量分析の一。溶液の体積を測定することによって定量を行う方法。ふつうは滴定分析をいい、試料溶液を濃度のわかっている標準液で滴定し、反応の終点まで加えた標準液の量から試料の量を知る。
ようれんきん‐かんせんしょう【溶連菌感染症】
溶血性連鎖球菌によって起こる感染症。のどの痛み、発熱、発疹などをともなう。飛沫感染する。→猩紅熱(しょうこうねつ)
よがり‐ごえ【良がり声/善がり声】
性的快感によって思わず出る声。