よみ‐くせ【読(み)癖】
1 習慣になった、普通とは異なる一種特別な漢字の読み方。「南殿」を「なでん」、「春宮」を「とうぐう」、「消耗(しょうこう)」を「しょうもう」と読む類。 2 その人特有の読み方の癖。
よみ‐くだし【読(み)下し/訓み下し】
1 文章を始めから終わりまで読むこと。 2 漢文を読み下すこと。
よみくだし‐ぶん【読み下し文】
漢文を読み下した文。訓読文。書き下し文。
よみ‐くだ・す【読(み)下す/訓み下す】
[動サ五(四)] 1 漢文を日本語の文章構造にあてはまるよう翻訳して読む。訓読する。「白文を—・す」 2 文章を始めから終わりまで読む。「難解な文を一気に—・す」
よみ‐くち【詠(み)口】
1 詩歌などの詠みぶり。「歌の—」 2 和歌の名人。「させる重代にもあらず、—にもあらず」〈無名抄〉
よみ‐くら・べる【読(み)比べる】
[動バ下一][文]よみくら・ぶ[バ下二]二つ以上の文書や書籍を読んで、内容などを比べる。「訳書を—・べる」