りゃく‐しょう【略称】
[名](スル)正式な名称を省略して呼ぶこと。また、その呼び名。略名。「日本教職員組合」を「日教組」、「北大西洋条約機構」を「NATO(ナトー)」と呼ぶ類。
りゃく‐しょう【略章】
略式の勲章。勲章と同形同色で、径1.5センチくらいの小形に作られている。連佩(れんぱい)または小綬につり下げ、左胸に付ける。
りゃく‐じ【略字】
字画の複雑な漢字について、その点画の一部を省いて簡略にしたもの。「醫」を「医」、「學」を「学」などと書く類。略体。
りゃく‐じゅ【略綬】
勲章や褒章(ほうしょう)の代わりに用いる略式の綬。勲章の綬と同色で作られている。男子は左襟の孔(あな)に、女子は左胸に付け、勲章と併佩(へいはい)しない。円形略綬(一般服用)、布製略綬(軍服用)...
りゃく‐じゅつ【略述】
[名](スル)あらましだけを簡略に述べること。また、その述べたもの。略叙。「事件の経過を—する」
りゃく‐じょ【略叙】
[名](スル)「略述」に同じ。
りゃく・す【略す】
[動サ五]「りゃく(略)する」(サ変)の五段化。「同文なので以下を—・す」 [動サ変]「りゃくする」の文語形。
りゃく・する【略する】
[動サ変][文]りゃく・す[サ変] 1 全体のうち一部分をはぶく。また、一部をはぶいて簡単にする。省略する。「いちいちの説明は—・する」「敬称を—・する」 2 かすめとる。うばう。攻略する。「財...
りゃく‐ず【略図】
要所だけを簡単にかいた図。
りゃく‐せつ【略説】
[名](スル)要点を簡単に説くこと。また、そのもの。「現代文学の諸傾向を—する」