りゅう‐にゅう【流入】
[名](スル) 1 流体が流れ込むこと。「琵琶湖への—地点」「汚水が—する」⇔流出。 2 多くの人や金などが外部から入り込んでくること。「外国資本の—」「周辺から人口が—する」
りゅう‐にょ【竜女】
竜宮にいる竜王の娘。特に、沙羯羅(しゃがら)竜王の娘。8歳で悟りを開き、男子に生まれ変わって成仏したという。
りゅう‐にん【留任】
[名](スル)転任・退任などをせず、今までの役職にそのままとどまること。「—してもう一期会長を務める」
りゅう‐ねん【流年】
1 流れ去っていく年月。「もはら—に感じて心最も苦しぶ」〈菅家文草〉 2 年齢。とし。「いまだ—盛んなれば」〈浮・武家義理・六〉
りゅう‐ねん【留年】
[名](スル)学生が進級・卒業するのに必要な単位を取得しないで、原級にとどまること。「就職が決まらず—する」
りゅう‐ねん【立年】
《「論語」為政の「三十にして立つ」から》30歳。また、壮年。男盛り。「内に—と見ゆる男の」〈浮・近代艶隠者〉
りゅう‐のう【竜脳】
1 樟脳(しょうのう)に似た芳香をもつ無色の昇華性の結晶。リュウノウジュの材を蒸留して得られ、人工的には樟脳・テレビン油から合成。香料などに用いられる。ボルネオ樟脳。ボルネオール。 2 「竜脳樹...
りゅうのう‐ぎく【竜脳菊】
キク科の多年草。山地の日当たりのよい所に生え、高さ30〜60センチ。全体に白い毛があり、茎や葉に竜脳のような香りがする。葉は広卵形で三〜五つに裂けている。秋、周囲が白、中心が黄色の頭状花が咲く。
りゅうのう‐じゅ【竜脳樹】
フタバガキ科の常緑大高木。高さ50メートルに達する。葉は厚く、楕円形。花は白色で芳香があり、球形で翼がある実を結ぶ。材に竜脳を含み、濃赤色で堅く、マホガニーの代用にする。ボルネオ・スマトラなどに分布。
竜(りゅう)の雲(くも)を得(う)る如(ごと)し
竜が雲を得て天に昇るように、英雄豪傑などが機を得て盛んに活躍するさまをたとえていう。竜に雲。