りょう‐しょ【料所】
領地。特定の所用の料にあてるための領地。「不断如法経の—にぞ擬せられける」〈太平記・一一〉
りょうしょ【梁書】
中国の二十四史の一。南朝、梁4代の歴史を記した書。唐の太宗の勅命により姚思廉・魏徴らが撰。629年成立。本紀6巻・列伝50巻の全56巻から成り、志・表を欠く。
りょう‐しょ【猟書】
書物、特に珍しい書物を探しまわって、買いあさること。「—家」
りょう‐しょ【領所】
領有する場所。領地。「西南海の—を願ひて、東北の庄園を好まず」〈方丈記〉
りょう‐しょう【了承/諒承/領承】
[名](スル)事情をくんで納得すること。承知すること。承諾。「—を得る」「申し入れを—する」「—済み」
りょう‐しょう【良匠】
1 すぐれた工匠。名工。「厚値を受け、—の名を得るに至れり」〈中村訳・西国立志編〉 2 すぐれた学者。
りょう‐しょう【良宵】
よい晩。晴れて気持ちのよい夜。《季 秋》
りょう‐しょう【良将】
すぐれた武将。りっぱな将軍。「—の下(もと)に弱卒なし」
りょう‐しょう【領掌】
《「りょうじょう」とも》 1 受け取ること。領収。「金(かね)ヲ—スル」〈和英語林集成〉 2 領地として支配すること。領知。 3 承諾すること。了承。「仙洞へまゐるべきよし—申したりけるが」〈保...
りょう‐しょう【糧餉】
軍隊の食糧。兵糧(ひょうろう)。「南軍に—大(おおい)に至るの報あり」〈露伴・運命〉