ろう‐たい【老体】
1 年とったからだ。老身。老躯(ろうく)。また、老人。年寄り。「—をいたわる」 2 (「御(ご)老体」の形で)老人を敬っていう語。「ご—においでを願う」 3 能の三体の一。老人の風姿。
ろう‐たい【陋態/陋体】
見苦しい態度やようす。醜態。「醜状—を極めたり」〈独歩・愛弟通信〉
ろう‐だい【楼台】
《古くは「ろうたい」とも》高い建物。また、あずまやなど、屋根のある建物。
ろう‐たいか【老大家】
年功や経験を積んで、その道にすぐれた老人。「日本画の—」
ろう‐たいこく【老大国】
昔は繁栄していたが、現在は衰えている国。
ろう‐たいじん【老大人】
1 老人や年長者を敬っていう語。 2 他人の老父を敬っていう語。
ろう‐たく【陋宅】
1 狭くむさくるしい家。 2 自分の家をへりくだっていう語。拙宅。
ろう‐た・ける【﨟長ける/﨟闌ける】
[動カ下一][文]らふた・く[カ下二] 1 洗練された美しさと気品がある。特に、女性にいう。「二度とああ云う—・けた人に出遇えるかどうか」〈谷崎・少将滋幹の母〉 2 経験を積んでりっぱである。「...
ろうた・し
[形ク] 1 《「ろう」を「ろうたける」の「﨟」と意識したものか》上品で美しい。洗練されている。「朝のめざめも美しや夕べ睡らんとする時も—・しや」〈犀星・杏姫〉 2 《「らう(労)いたし」の音変...