ろう‐けち【﨟纈/蝋纈】
文様染めの一。布帛(ふはく)に蝋(ろう)で文様を描き、染液中に浸したあとで蝋を取り除くもの。型で蝋を押して文様を表したものが多い。日本には中国を経て伝わり、奈良時代に盛行した。蝋染め。ろうけつ。
ろう‐けつ【﨟纈/蝋纈】
⇒ろうけち(﨟纈)
ろうけつ‐ぞめ【﨟纈染(め)】
防染材料に蝋(ろう)を使った染め物。また、その方法。蝋染め。→﨟纈(ろうけち)
ろう‐けん【老犬】
老いた犬。
ろう‐けん【老健】
[名・形動]老いてなおからだが健康なこと。また、そのさま。「況んやまた阿母—にして」〈蘆花・不如帰〉
[名]「介護老人保健施設」の略称。
ろう‐けん【陋見】
1 狭い見解。あさはかな考え。「因襲の—に囚われている年寄の」〈二葉亭・平凡〉 2 自分の考えをへりくだっていう語。卑見。
ろう‐げ【労気】
病気。やまい。「母の尼の—にはかにおこりて」〈源・夢浮橋〉
ろう‐げつ【朗月】
明るく澄み渡った月。「常は—を望み、浦風に嘯(うそぶ)き」〈平家・三〉
ろう‐げつ【臘月】
陰暦12月の異称。《季 冬》
ろう‐げつ【朧月】
おぼろづき。